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原料

マテリアルリサイクルが不可能とされる古紙。塩ビ系を除く廃棄熱可塑性樹脂品。
木くず、繊維くず等の適合可燃性廃棄物を含むことあり。

安定した品質のRPFをご提供するために、当社では原料の品質にこだわっています。

集荷

1しっかりとした集荷ルートの確立

品質の安定したRPFを作るためには、しっかりとしたルートを確保する必要があります。そこで当社では原料の集荷システムを確立し、原料の品質を一定に保っています。

分別提案

2廃棄物を出す企業様への分別提案

原料の選別の際には、廃棄物を出す企業様に当社社員を派遣して、選別の仕方をお伝えしています。そのため、安定した品質の廃棄物を回収することができ、高品質なRPFの制作が可能になります。

原料入荷時のチェック

3原料入荷時のチェック体制

1. 工場搬入時の荷降ろし前車両チェック
2. 荷降ろし後は、概ね4~5名の体制で搬入物チェック
※異物が検出された場合、返却いたします。
※現場担当が対応いたします。

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形状及び寸法

形状は、ほぼ円柱形とし、直径6~60mm及び長さ10~100mmとする。
ただし、受渡当事者間の協定がある場合は、これ以外の形状及び寸法のものでもよい。

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カサ密度

0.25~0.60g/㎤(JIS Z 7302-9)

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品質について

高品質のRPFをご提供するために、当社では品質の確認を行っています。
受け入れ基準はご相談ください。

項目 石炭相当品品質基準 コークス相当品品質基準 測定方法
高位発熱量 (気乾ベース) 6,000kcal/kg以上 8,000kcal/kg以上 JIS Z 7302-2
水分 (気乾ベース) 3.0%以下 1.0%以下 JIS Z 7302-3
灰分 (気乾ベース) 7.0%以下 5.0%以下 JIS Z 7302-4
全塩素(無水ベース) 0.3%以下 0.2%以下 JIS Z 7302-6
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(平成16年3月 日本RPF工業会制定)
・試料のサンプリングはJIS Z 7302-1に準じる。
・品質基準値は連続する6回の分析平均値とする。
・分析頻度については、受渡当事者間で取決めるものとする。

品質検査

品質検査

当社ではRPFの品質を維持するために、自社保有の分析室にて品質検査を行っています。分析室では、塩素量、熱量(カロリー)、水分量などを計測しています。自社での定期的な検査に加え、第三者機関による検査も実施しており、必要に応じて書類のご用意、ご報告が可能です。

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その他

不燃物、有害物質及び貴金属類など燃料不適物は混入しないものとする。
詳細は、受渡当事者間で取決めるものとする。

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JIS規格

品質検査

当社も参画し、
RPFのJISが制定されました

番号:JIS Z7311:2010 対象:「廃棄物由来の紙、プラスチックなど固形化燃料(RPF)」
「Refuse derived paper and plastics densified fuel」
制定年月日:平成22年1月20日

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加盟団体

当社は、下記団体に加盟しています

一般社団法人日本RPF工業会
公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団